西方寺
西方寺(さいほうじ)は、神奈川県横浜市の、横浜市営地下鉄ブルーラインの新羽駅より西へ徒歩4分の地に位置する真言宗系単立の寺院(神変真言宗大本山)。山号は補陀洛山、院号は安養院。
鎌倉幕府成立前後の建久年間(1190-1199年)、鎌倉の笹目谷に創建され、鎌倉に極楽寺が創建されるとその境内へ移転し48院の一つとなった。更に室町時代の明応年間(1492-1501年)、霊夢に従い現在地へと移転。
大都市の中に茅葺きの伽藍を維持する。また小学校の奉安殿も保存されている。
山門は江戸末期の弘化年間(1844-1847年)の建立。横浜市指定有形文化財。
本堂は1721年建立で横浜市指定有形文化財。
本尊は阿弥陀如来。
鐘楼は1708年建立。横浜市指定有形文化財。
太子堂は、戦前に小学校に建てられた御真影奉安殿を移築したもの。