保土ケ谷神明社
保土ケ谷神明社は、神奈川県横浜市の、相鉄本線の天王町駅より南西へ徒歩5分、またはJR横須賀線・湘南新宿ラインの保土ヶ谷駅より北へ徒歩9分の地に位置する鎮守社。
平安時代の天禄元年(970年)、天照大御神が榛谷の峯に影向し、その後、川井、二俣川、下保土ヶ谷宮林、と遷座。嘉禄元年(1225年)には下宮を設けた。現在地へは元和5年(1619年)遷座。
平成10年に社殿12棟が木造の神明造で一新され、いかにも伊勢神宮の分社らしき雰囲気となっている。
井戸水を汲んだ清流には人形(ひとがた)が浮かぶ。自分の罪・穢れを人形に移し流して清める儀式。
本社(天照太神宮)には伊勢神宮内宮の祭神天照大御神を祀る。
摂社豊受大神宮には伊勢神宮外宮の祭神豊受大御神を祀る。
明治維新時の神仏分離まで、香象院(保土ケ谷区岩間町2-153)が当社の別当寺であった。
近くには大蓮寺などがある。