大明寺
大明寺は、神奈川県横須賀市の、JR横須賀線の衣笠駅より西へ徒歩7分に位置する、日蓮宗の寺院。
鎌倉時代の建長5年(1253年)、宗祖日蓮が現・横須賀市街の米が浜に上陸し、現・龍本寺の境内で三浦法華堂を建立。室町時代の明徳3年(1392年)に現在地に移転し寺号を大妙寺とした。江戸時代、幕府の朱印状において寺名を大明寺と書き誤ってより大明寺となったと伝える。
当寺はかつては三浦半島の日蓮宗寺院32ヶ寺の本山であり、横須賀市街の旧地に再建された龍本寺は奥ノ院だと言われる。
長い参道の奥には端正な諸堂が並ぶ。
仁王門は江戸中期の1775年建立。
仁王門背後の石段を登ると諸堂が並ぶ。左から釈迦堂、本堂、七面堂。
釈迦堂は昭和6年建立。
本堂は明治31年建立。
七面堂は昭和56年建立。