童子堂
童子堂(どうじどう)は、埼玉県秩父市の、秩父鉄道の秩父駅より西へ徒歩32分の地に位置する、真言宗豊山派の寺院。秩父34ヶ所観音霊場第22番札所。
境内は秩父市指定史跡。
平安時代の9世紀、淳和天皇の弟の伊予親王を弔うため、遍照僧正により花台山(秩父市蒔田の清水谷)に創建され、延喜15年(915年)に全国に疱瘡が流行った際に童子の治癒に霊験あり府坂の地に移転し童子堂と呼ばれるようになった。その後衰退したが復興され、現在地へは明治43年に移転。
観音堂(童子堂)は1702年に建立され、明治43年に移築。
前の札所(第21番札所)は観音寺。
次の札所(第23番札所)は音楽寺。