神門寺
神門寺(ごうどじ)は、埼玉県秩父市の、秩父鉄道の大野原駅より南へ徒歩14分の地に位置する、曹洞宗の寺院。秩父34ヶ所観音霊場第18番札所。
境内は秩父市指定史跡。
当寺は昔は神社で、境内の榊が茂って楼門のようになっていたため神門と称したといい、後にその神社が荒廃したが、再建の際、寺にせよとの神託があり寺になったと伝える。江戸時代は天台修験寺院「不動寺長生院」だったが、幕末には観音堂のみとなっており、明治時代に曹洞宗の神門寺となった。
観音堂は天保年間(1830-1844年)建立。
観音堂の後方には本尊下を通る通路が設けてある。そこには仏像が安置されているほか、本尊の手と結ばれたお手綱が下がっており、それを握ることで本尊と結縁することができる。
前の札所(第17番札所)は定林寺。
次の札所(第19番札所)は龍石寺。