楡山神社
楡山(にれやま)神社(正しくは榆山神社)は、埼玉県深谷市の、JR高崎線の深谷駅より北東へ徒歩30分の地に位置する、幡羅郡の総鎮守。戦前の社格は埼玉県の県社。
創建は孝昭天皇の代(在位BC475-BC393年)と伝える。往古からニレの木が繁る地域なのが「楡山」の由来という。中世には熊野社、熊野三社大権現などと呼ばれていた。
拝殿は明治43年築。
本殿の築年は不明だが、明治以前からあった。壁面には彩色彫刻が施されている。
荒神社の社殿も壁面には彩色彫刻が施されている。
神楽殿は昭和10年築。
明治維新時の神仏分離まで、近くの瑠璃光寺が当社の別当寺を務めた。