蓮馨寺
蓮馨寺(れんけいじ)は、埼玉県川越市の、西武新宿線の本川越駅より北へ徒歩8分、またはJR川越線・東武東上線の川越駅より北へ徒歩18分の地に位置する、浄土宗の寺院。
室町時代の天文18年(1549年)創建。江戸時代には浄土宗の関東十八檀林(教育機関)の一つとなった。
川越中心部の町並み保存地区の入口にあって、庶民の参詣の多い寺院の一つ。
表参道の正面にあるのは本堂ではなく、呑龍上人を祀る呑龍堂(明治44年築)。また手前の水舎は19世紀後期の築。
本堂は19世紀中期の築。二重に見えるが、裳階付の単層の建物。
鐘楼は18世紀中期の建立。
明治維新時の神仏分離令まで、当寺は近くの川越熊野神社の別当寺であった。