吹上観音(東明寺)
吹上観音(東明寺)は、埼玉県和光市の、都営三田線の西高島平駅より西へ徒歩15分に位置する、臨済宗建長寺派の寺院。
奈良時代の天平年間(729-749年)、行基が巡行中に当地で観音像を刻み観音堂に安置。後の鎌倉幕府滅亡後、修験寺院であった正覚院が東明寺と改称のうえ建長寺の末寺となり観音堂の別当寺ともなった。更に江戸初期の正保3年(1646年)、観音堂を東明寺の境内に移した。
境内は整っている。
総門は平成14年建立。
三門は平成5年建立。
本堂(観音堂)は江戸後期の1781年建立。
本堂背後の土塁上には庚申塔135基及び八幡社があるが、現在は非公開となっている(写真は非公開でなかった頃のもの)。
西高島平駅より和光市駅方面へ南西に向かうと、妙典寺と下新倉氷川八幡神社がある。