大曾根八幡神社
大曾根八幡神社は、埼玉県八潮市の、つくばエクスプレスの八潮駅より西へ車6分の地に位置する鎮守社。
室町時代の文亀2年(1502年)、稲荷神社(現在は境内社)の境内に八幡神を勧請して創建。異説に、平安時代の寛治元年(1087年)に源義光が当地を経て東北の後三年の役に赴いた頃に八幡神を奉斎したとも。
壁面全面を彫刻で飾られた、比較的大型の本殿が鎮座する。
表参道の一ノ鳥居は、南東の県道沿いにある [地図]。
拝殿は明治28年建立。
本殿も明治28年建立。八條八幡神社の本殿を模したと伝えるが、壁面を飾る彫刻の題材はオーソドックスな日本神話である。
稲荷社は、当地に八幡神を勧請する以前から鎮座していたとされる、いわゆる地主神。
この他の境内社としては、天神社がある。
明治維新時の神仏分離まで、表参道沿いにある福寿院(八潮市大曽根249)が当社の別当寺であった。