旧太田家
旧太田家は、埼玉県八潮市の、東武スカイツリーラインの草加駅より北東へ車16分の地に位置する古民家。
日光道中の脇往還である下妻道(千住往来)と八条の渡しの接点にあった河岸問屋兼旅籠で、平成19年に河川改修に際して現在地に移築され、現在は月に一度、公開される。
主屋は八潮市指定有形文化財。幕末の安政大地震(1855年)中に普請されその後改築されたと伝え、意匠・構造から明治中期以降の築と推定されている。
主屋の一階の正面はミセで、その背後に生活や作業の空間がある。
主屋の二階は旅籠。
蔵も八潮市指定有形文化財。
市内では同日同時刻、国重要文化財の和井田家住宅も公開される。