元宿堰稲荷神社
元宿堰(もとじゅくせき)稲荷神社は、東京都足立区の、北千住駅(JR常磐線、東武スカイツリーライン、つくばエクスプレス、東京メトロ日比谷線・千代田線)より北西へ徒歩20分の地に位置する鎮守社。
江戸中期の宝暦4年(1754年)創建。かつては現在地の西20mの地に鎮座していたが、昭和15年に現在地に遷座(旧地には現在、元宮にあたる元宿堰稲荷大神の祠がある)。昭和20年に元宿神社の境内社となったが同23年に独立し、同29年には現在の社殿が建立された。
本殿は珍しい煉瓦造。
拝殿は昭和29年建立。
本殿も昭和29年建立。小型ではあるが、寺社建築では珍しい煉瓦造。
しかし、足立区内には煉瓦造の小祠が現在、当社を含め4棟確認されている。詳細は「足立区内のレンガの祠4棟」の記事を参照。
元宮・元宿堰稲荷大神
先述のように、昭和15年遷座以前の旧社地には元宮に当たる元宿堰稲荷大神の祠がある。
元宿堰稲荷大神の西側は元宿堀の跡。元宿堀は隅田川へと繋がる水路で、昭和45年に埋め立てられた。
元宿堰稲荷大神
東京都足立区千住桜木1丁目 地図