千住本氷川神社
千住本氷川神社は、東京都足立区の、北千住駅より徒歩6分の地に位置する鎮守社。北千住駅はJR常磐線、東武スカイツリーライン、つくばエクスプレス、東京メトロ日比谷線・千代田線が通じる。
千住の宿場町内にあり、千住三丁目の鎮守。
鎌倉時代の徳治2年(1307年)創建。江戸初期に現在地に分社を建立、明治43年の荒川放水路建造の際に境内がその用地にかかったため、現社地の分社に合祀した。
参道は藤棚となっている。
手水舎は江戸末期の1860年建立。
RC造の社殿は昭和45年建立。
末社久須志神社の社殿は、本社の旧社殿。足立区登録有形文化財。建立年代は不明だが、日光東照宮造営に奉仕した大工が建立したと伝える。
千寿七福神の大黒天を祀り、社前には米俵が奉納されている。
明治の神仏分離までは、西光院(足立区千住曙町27-1)が別当寺を務めた。