築地場外市場
築地場外市場は、東京都中央区の、都営大江戸線の築地市場駅より北東へ徒歩2分、または東京メトロ日比谷線の築地駅より南西へ徒歩3分の地に位置する、水産物を中心とする市場。一般人・観光客も対象とした商店や飲食店が並ぶ。
第二次大戦の戦禍を免れた、関東大震災後に建造された木造商店建築が多く残る。「場外」とは、2018年まで当地にあった築地卸売市場に対しての呼称(卸売市場は豊洲に移転)。
なお、上野のアメ横(アメヤ横丁)と雰囲気が似ている点もあるが、アメ横は戦後の闇市を起源に持つ市場である。
築地魚河岸
「築地魚河岸」は、築地市場移転後の賑わい維持を見据えて場外市場に設けられた、小売店が入居する区営の生鮮市場。
場外市場にある寺社
波除(稲荷)神社は、築地場外市場にある築地の鎮守。境内は狭いが、社殿は昭和12年建造の立派なもの。詳細は波除神社の記事を参照。
円正寺は築地場外市場にある寺院。本堂および客殿(貸し店舗も営む)は昭和6年築の銅板張り建築。詳細は円正寺の記事を参照。