二之江神社
二之江神社は、東京都江戸川区の、東京メトロ東西線の葛西駅より北へ徒歩20分の地に鎮座する鎮守社。
旧二之江村の鎮守だった香取神社に、その境外末社八幡神社を昭和41年に合祀し二之江神社と改称。境内は旧香取神社の境内である。
香取神社の創建年代は不詳で、明治の神仏分離までの別当寺は蓮華寺(江戸川区江戸川6-4-11)。八幡神社は寛文年間(1661-1673年)創建で、神仏分離までの別当寺は妙勝寺であり、三十番神(日蓮宗寺院で良く祀られている神の一つ)とも呼ばれていた。
社殿は、神明造系の拝殿・幣殿・本殿で構成された権現造。
この地域には社殿に下屋を付す社が多く分布するが、当社は拝殿にも本殿にも付してある。材質はトタンで、軒唐破風を作ってある。
本殿にも拝殿のように軒唐破風付きトタンの下屋が付されている。また、神明造ながら朱塗り。