妙勝寺
妙勝寺は、東京都江戸川区の、東京メトロ東西線葛西駅より北へ徒歩21分の地にある、日蓮宗の寺院。正式には本覚山成就院妙勝寺。
鎌倉時代の徳治2年(1307年)創建。ただし弘安7年(1284年)や正応2年(1289年)とする異伝もある。
かつては中山法華経寺の下で中本山格の寺院であった。境内には良く整っている。
山門は昭和11年建立。
かつて子院であった妙光寺がその赤門ゆえ赤門寺と称されるのに対し、妙勝寺は「黒門寺」の異名がある。
本堂は昭和8年建立。本尊は一塔両尊四士。
客殿・庫裏は昭和40年建立。
門前の親水公園を挟んで鎮座する二之江神社は、昭和42年に香取神社とその境外末社八幡神社が合併・改称した神社であるが、そのうち八幡神社の別当を、明治維新まで務めていた。