最勝寺
最勝寺は、東京都江戸川区の、JR総武線の平井駅より南東へ徒歩13分の地にある、天台宗の寺院。
平安時代の貞観2年(860年)に現・墨田区向島の隅田川畔に草創し、元慶元年(877年)に開山、後に現・墨田区東駒形へ移転。更に現在地へは大正2年(1912年)に移転。
境内には、江戸五色不動の1つである目黄不動を安置する不動堂がある。この不動明王像は、明治維新で廃寺となった東栄寺から移したもの。
山門は仁王門であり、両側に金剛力士像が安置してある。本所時代は、三重の山門があり、赤門寺の異名をとった。
不動堂は、外観二重の木造の堂。江戸五色不動の1つ目黄不動尊を安置する。
最勝寺は明治維新時の神仏分離まで、墨田区の牛嶋神社の別当寺であった。