瀧野川八幡神社
瀧野川八幡神社は、東京都北区の、都営三田線の西巣鴨駅より北へ徒歩7分の地に位置する、滝野川の鎮守。
建仁2年(1202年)創建。第二次大戦の戦禍を免れたので、戦前からの社殿が現存する。
拝殿は明治17年改築。
本殿も明治17年改築。脇障子が斜めになっている本殿がマレにあるが、ここもそうである。
神楽殿の屋根はむくり屋根で、これも少し珍しい。
簡易ながら神門(?)付きの境内社。
神輿
氏子町会には4基の八棟造の町神輿がある。八棟造の神輿はまあまあ珍しい。
滝野川(三軒家)上町の大神輿は大正14年製作。また中神輿も八棟造である。
例大祭
瀧野川八幡神社の例大祭は9月中旬である。五年ごとに本社神輿が渡御する。また毎年、金曜日の夕刻には中山道東側の町会が、日曜日の午後には中山道西側の町会が、それぞれ連合渡御を行う。この行事に関する詳細は「瀧野川八幡神社 例大祭」の記事を参照。
なお、町会神輿のうち3基は八棟造である。
明治の神仏分離までは、金剛寺(北区滝野川3-88-17)が別当寺であった。