亀戸浅間神社
亀戸浅間神社は、東京都江東区の、都営新宿線の東大島駅より北へ徒歩10分の地にある鎮守社。
室町時代の大永7年(1527年)創建。平成10年に隣の亀戸九丁目公園より遷された。旧地には富士塚(笄塚)が残る。
社殿は拝殿・幣殿・本殿を連結した権現造。昭和9年築。
空襲被害の大きかった区内では数少ない戦前期竣工の社殿であり、江東区登録有形文化財。
隣の亀戸九丁目公園は旧社地で、富士塚(笄塚)が残る。この塚は、日本武尊の東征で身投げした弟橘姫の笄が当地に漂着したのを埋めて祀ったと伝える。
本社一之宮神輿は例大祭の4年毎の本祭で渡御。
本社二之宮神輿は例大祭の本祭の中間年に、提灯を灯して渡御。
夏詣
夏詣期間には境内に七夕飾りが飾られる。
また、期間中の7月1日は富士山の山開きにあわせて当社の例大祭の式典が催される。
当社の茅の輪は太さ30cm、直径3.65mで関東一の大きさだとしている(この関東一と称する茅の輪は年末年始の年越の祓でも作られる)。
例大祭
例大祭の式典は富士山の山開きにあわせて7月1日に催される。また、4年毎の本祭の年には7月中の日曜日に本社一之宮神輿が、その中間年には土曜日の夜に提灯神輿(本社二之宮神輿)が渡御する。この行事に関する詳細は「亀戸浅間神社 例大祭」の記事を参照。