天真寺
天真寺は、東京都港区の、東京メトロ日比谷線の広尾駅より東へ徒歩8分の地にある、臨済宗大徳寺派の寺院。
江戸初期の寛文元年(1661年)に創建。福岡藩主黒田家・三河刈谷藩主土井家・大和柳本藩主織田家の墓所がある。
主な堂宇は戦後のものだが、不昧公(松江藩主で大茶人の松平治郷)の隠居所だった山庵が移築されているという。
墓地の門は閉まっているが、外からある程度はうかがうことができる。
『港区の文化財 麻布ーその南西部ー』には、不昧公(松江藩主・大茶人の松平治郷)が川崎市宮前区菅生に1777年に建てた隠居所山庵を、昭和36年に天真寺に移築した旨記されている。ネット公開されている麻布学園の広報誌の記述からするとこの建物か。