東長寺
東長寺は、東京都新宿区の曹洞宗の寺院。所在地名は四谷だが、都営新宿線の曙橋駅(徒歩8分)と東京メトロ丸ノ内線の新宿御苑駅(徒歩7分)のほぼ中間にあり、四谷駅からは少し遠い。
文禄3年(1594年)に創建された、小規模な禅寺。
堂宇は曹洞宗の七堂伽藍を現代的な解釈で、平成以降、鉄筋コンクリートで構築したもの。(なお、伝統的な曹洞宗の七堂伽藍は、東京近辺では横浜の大本山総持寺や青梅市の天寧寺で見ることができる。)
東京では、戦後、数多くの寺社が鉄筋コンクリートで復興されまたは建て替えられた。当寺はそれらの中でも、鉄筋コンクリートの質感を活かした諸堂で、新しい形を模索した寺の1つ。
本堂前庭も、水がはられた和風モダンな庭園。
本堂、廻廊、山門に囲まれた庭園も水が張られた和風モダンな庭園。