中道寺

中道寺中道寺は、東京都杉並区の、JR中央本線及び東京メトロ丸ノ内線の荻窪駅より徒歩13分の地に位置する、日蓮宗の寺院。
正式には大光山千葉院中道寺。
安土桃山時代の天正10年(1582年)に草庵として開創し、元和2年(1616年)に大光山中道寺と号し、寛保元年(1741年)に千葉院の院号を授与された。

山門
中道寺

山門は江戸中期の1773年上棟。杉並区指定有形文化財。鐘楼門で、両脇に金剛力士像の置き場が増築されている。

山門内
中道寺
本堂
中道寺

本堂は戦後の昭和35年築。

鬼子母神堂
中道寺

鬼子母神堂は江戸後期の1842年築。

コンクリート梵鐘
中道寺

第二次大戦中に梵鐘が金属供出されたため、鐘楼の重りとして吊り下げられたコンクリート製の梵鐘が残る。

鎮守稲荷
中道寺

このほか道路を挟んで、境外仏堂である不動堂がある。



明治の神仏分離までは、中道寺は田端神社(杉並区荻窪1-56-10)の別当寺であった。

中道寺
東京都杉並区荻窪2-25-1 地図
アクセス:JR中央本線・東京メトロ丸ノ内線 荻窪駅より徒歩13分
杉並区
エリアガイド
杉並区 | 東京都
中野区の西隣り。高円寺、荻窪など

なお、荻窪駅南側には他に荻外荘角川庭園大田黒公園などがある。

荻外荘
スポットガイド
荻外荘 | 東京都杉並区
旧近衛文麿別邸
角川庭園
スポットガイド
角川庭園 | 東京都杉並区
角川書店創業者の旧邸
大田黒公園
スポットガイド
大田黒公園 | 東京都杉並区
音楽評論家の邸宅跡