観音寺
観音寺は、東京都台東区の谷中の寺町にある、新義真言宗の寺院。
正式には蓮葉山妙智院観音寺。
慶長16年(1611年)、神田北寺町(現・千代田区神田錦町あたり)に長福寺として創建。慶安元年(1648年)に谷中清水坂(現・池之端)に移転し、更に延宝8年(1680年)に現在地に移転。享保元年(1716年)に現在名に改称。
江戸時代に築造された築地塀は谷中のランドマークの一つであり、客殿とともに国の文化財に登録されている。
山門は昭和18年建立。門番所が付属している。
本堂は昭和18年建立。
本尊は大日如来と阿弥陀如来。
客殿は江戸後期の建立。国登録有形文化財。
築地塀は江戸末期に築造。国登録有形文化財。
観音寺は、赤穂浪士がしばしば会合を持ったと伝える寺でもある。