普門寺 & 新開院
普門寺と新開院は、東京都あきる野市の、JR五日市線の東秋留駅より南へ徒歩4分の地に隣接して位置する、臨済宗建長寺派の寺院。
普門寺
普門寺は臨済宗建長寺派の寺院。山号は神護山。
1266年(文永3年)、北条時宗が二宮神社跡である現在地を通ると、老翁姿の二宮明神が現れて当地を興すよう告げたので、1269年(文永6年)創建。山号名はこの故事に由来する。
境内は良く整えられ、臨済宗寺院らしい寺容を見せる。
本尊は十一面観音。
新開院
新開院も臨済宗建長寺派の寺院。山号は寿域山。
室町時代の長禄元年(1457年)創建で、普門寺の子院であった。飛地境内の薬師堂(普門寺の近くにある)には、明治維新の神仏分離に際して鎌倉の鶴岡八幡宮から移された仏像群が安置されている。
本尊は大日如来。
飛び地境内である薬師堂は江戸中期の建立。普門寺前の道路反対側にある。
薬師堂内には、明治維新の神仏分離に際して鎌倉の鶴岡八幡宮から移された薬師如来、日光・月光菩薩、十二神将の像が安置されており、門扉の所から覗き見ることができる。
新開院
東京都あきる野市野辺435 地図
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