青梅市吉川英治記念館
青梅市吉川英治記念館は、東京都青梅市の、JR青梅線の二俣尾駅より南西へ徒歩15分の地に位置する古民家。
昭和19年に文豪・吉川英治が疎開のため購入し、約9年間居住した養蚕農家・野村家の旧宅を公開した施設で、以前は民間の運営であったが利用者減で閉館し、令和2年に寄贈された市が運営を引き継いだ。
庭園の中に配置された4棟が国の文化財に登録されている。
県道45号に面した側で、手前は駐車場となっている。
長屋門は江戸末期の竣工。国登録有形文化財。
敷地の南端の細い路地に面しており、ここが入口。
主屋は明治中期の竣工。国登録有形文化財。
洋館は明治後期の竣工。吉川英治は書斎等に使用した。国登録有形文化財。
土蔵は江戸末期の1847年竣工。国登録有形文化財。
展示館は昭和51年竣工。著名な建築家である谷口吉郎の設計。
ほぼ隣接して愛宕神社がある。