愛宕神社
愛宕神社は、東京都青梅市の、JR青梅線の二俣尾駅の南西に位置する鎮守社。
平安時代の元慶年間(877-885年)、即清寺とともに、その守護のために創建。
以来、永らく愛宕山(584m)の山頂に鎮座したが、昭和11年に麓に里宮を造営し、従来の社殿は奥宮(奥ノ院)とした。
愛宕神社 里宮
愛宕神社の里宮は、東京都青梅市の、JR青梅線の二俣尾駅より南西へ徒歩14分の地に位置する。
愛宕神社は元慶年間(877-885年)の創建以来、愛宕山(584m)の山頂近くに鎮座していたが、昭和11年、参拝の便宜を図るため、山頂の社殿とは別に麓に社殿を設けこれを里宮とした。
二ノ鳥居の背後には、昭和18年架橋の神橋がある。
境内はツツジの名所となっている。
拝殿は昭和11年建立。
本殿も昭和11年建立。
神楽殿も昭和11年建立。
社務所も昭和11年建立。
愛宕神社 奥宮
愛宕神社の創建以来の鎮座地で、昭和11年に麓にも社殿(里宮)を設けた際、山上の本社は奥宮(奥ノ院)となった。
里宮から山道を30分登ると、山上にある地域の鎮守としてはかなり立派な社殿が立つ。
神門は明治13年建立。
拝殿は明治期の建立。
本殿は江戸後期の1696年建立。
なお、山道沿いには山内新四国八十八ケ所霊場の石仏群が立つが、これは、愛宕神社の別当寺であった即清寺が幕末に設けたお砂踏み霊場。
久石山不動堂
久石山不動堂は、愛宕神社の里宮の北西奥にある、巨岩と一体化した仏堂。
慶長年間(1596-1615年)に鎌倉より勧請され、明治期に即清寺の境外仏堂となった。
久石山不動堂
東京都青梅市柚木町1-930 地図
里宮にほぼ隣接して、青梅市吉川英治記念館がある。