光明寺
光明寺は、神奈川県横浜市の、京急本線の南太田駅より北へ徒歩16分に位置する、浄土宗の寺院。
明治11年に鎌倉の光明寺教会所として石川町に創建され、同18年には太田初音町に移転。更に明治21年には現在地に移転し、同31年には鎌倉から慈限院の名跡を移し(形式的には移転し)、吉上山慈眼院光明寺として正式に寺院となった(なお、慈限院は2院あった長谷観音の別当の一つで、当時は光明寺の末寺であった)。
書院は小田原御用邸の一部を移築したもので、国の文化財に登録されている。
書院は小田原御用邸の御学問所を大正13年に移築(明治33年竣工時は常宮殿下御座所の名だったが、移築時には御学問所と呼ばれていた)。
また常宮殿下御座所は、同時期に完成した青山御所の御座所を移築したとの伝もある。
国登録有形文化財。