星谷寺
星谷寺(しょうこくじ)は、神奈川県座間市の、小田急小田原線の座間駅より北へ徒歩6分に位置する、真言宗大覚寺派の寺院。正式には妙法山持宝院星谷寺。坂東三十三観音霊場の第8番札所。
飛鳥時代の推古天皇の代(593-628年)、現在より北東の地(字明王堂)が揺れたので民が法華経を読誦すると、楽声が響き花が降り観音が現れたので堂を建て聖観音を勧請のが草創。奈良時代の天平年間(729-749年)、巡行中の行基が当地を訪れると金星山が輝いたので、聖観音像を刻み創建されたと伝える。現在地へは鎌倉時代に移転。
観音堂(本堂)は江戸後期の1814年建立。
本尊は行基作と伝える聖観音像。
境内の「咲き分け散り椿」は座間市指定天然記念物。
当寺の近くには鈴鹿明神社や龍源院がある。