星渓園
星渓園は、埼玉県熊谷市の、JR高崎線・秩父鉄道の熊谷駅より西へ徒歩12分の地に位置する日本庭園。
元和9年(1623年)に荒川の洪水で出来た「玉の池」に、慶応年間(1865-1868年)から明治元年(1868年)にかけて、地元の名士であった竹井澹如が別邸を設けて造った回遊式庭園。昭和初期に星溪園と命名され、昭和25年に熊谷市が譲り受けた後、整備公開された。熊谷市指定名勝。
星溪寮(せいけいりょう)は、中心的な茶室。
松風庵(しょうふうあん)は、星溪寮と積翠閣の間にある数寄屋。
積翠閣(せきすいかく)は昭和5年に竣工し、平成2~4年の園内整備で数奇屋感覚を取り入れて復元。
熊谷駅周辺には他に、高城神社や熊谷寺、片倉シルク記念館などがある。