中山神社
中山神社は、埼玉県さいたま市の、JR東北線のさいたま新都心駅より東へ車10分の地に位置する鎮守社。
崇神天皇2年(紀元前96年)創建。江戸時代は氷川社とも、大宮氷川神社と氷川女体神社の中間に位置することから「中氷川」とも称された。明治40年、神社合祀の際に中氷川神社から現社名に改称。
氷川女体神社の明治期の由緒では、中山神社はかつては簸王子社(主神大己貴命)として、大宮氷川神社(男体社、主神素戔嗚尊)と氷川女体神社(女体社、主神稲田姫命)とともに氷川神社として一体信仰されていたとする。
旧本殿は見世棚造から流造へと発展する過渡期のもので、15世紀後半~16世紀前半の材が使用されている。建築年代は不明だが、安土桃山時代とも推測されている。埼玉県指定有形文化財。
境内の東側には御神池 [地図] がある。かつては神事前に神主がここで身を清めたという。
鎮火祭
毎年12月8日には鎮火祭が催され、火渡りが行われる。