安養院
安養院は、東京都足立区の、北千住駅(JR常磐線、東武スカイツリーライン、つくばエクスプレス、東京メトロ日比谷線・千代田線が通る)より北へ徒歩10分の地に位置する、真言宗豊山派の寺院。正式には西林山長福寺安養院。
千住の宿場町にある。
鎌倉時代の文永年間(1264-1275年)に現・千住桜木町一丁目に長福寺として創建され、慶長3年(1598年)に現在地へ移転・中興。
北千住の有名な銭湯であった大黒湯の屋根の一部が移築されている。
本堂も大正13年建立。
本尊は阿弥陀如来。
観音堂は平成19年建立。
庫裏も大正13年建立だが、令和4年、その玄関屋根として、銭湯「大黒湯」の屋根の一部が移築・付加された。
大黒湯は北千住にあった有名な銭湯。昭和4年竣工、令和4年解体。
写真でわかるように、安養院には入口の破風が移築された。
かんかん地蔵は1699年建立。石でカンカン叩きながら祈願すると願いが叶うと言う地蔵で、叩かれて表面が削れている。
浅草寺にもある。