仲町氷川神社
仲町(なかちょう)氷川神社は、東京都足立区の、北千住駅(JR常磐線、東武スカイツリーライン、つくばエクスプレス、東京メトロ日比谷線・千代田線が通る)より徒歩10分の地に位置する、千住の宿場町の神社。
延喜年間(901-23年)に現在地より南東の牛田寄りの元宮という所に創建。元和2年(1616年)に荒川の工事で現在地へと遷座し、改めて大宮氷川神社を勧請した。
広い神社ではないが、社殿は立派なもの。
拝殿は江戸後期のものを明治8年移築。
拝殿は、味のある柱のある洋風の柵で囲まれている。
本殿は江戸中期の建立。
境内社の弁財天は小さな池で囲まれた小岩窟となっている。千寿七福神の1つ。弁天像供養庚申塔を兼ねており、1689年に造立。
境内社の稲荷社三峰社は、覆屋の下に檜皮葺の社殿が保存されている。
なお、このほかの境内社としては、関谷天満宮がある。
明治維新時の神仏分離まで、不動院(足立区千住1-2-2)が当社の別当寺を務めた。