子易神社
子易神社は、東京都板橋区の、都営三田線の板橋区役所前駅より徒歩6分の地に位置する鎮守社。江戸初期以前に、富士浅間神社を勧請して創建。子安宮または子安明神などと称したが、明治元年に子易神社と改称。
境内の社殿のある領域が岩に囲まれているのが少し珍しい。



社殿のある高台は岩に囲まれている。浅間神社の分社として、富士塚を意識したか。

社殿は拝殿・幣殿・本殿を連結した権現造。本殿は静岡市の静岡浅間神社の本殿を模して、昭和35年建立。

神楽殿は昭和41年建立。



子安観音は、当社の別当寺であった福正寺(福生寺、明治元年廃寺)より移した。

例大祭
例大祭は9月の第3土日。日曜の夕刻に、町会神輿の連合宮入がある。


都営地下鉄三田線の板橋区役所前駅付近はかつては中山道の板橋宿であり、他に観明寺や文殊院といった寺院もある。