海福寺
海福寺は、東京都目黒区の、東急目黒線の不動前駅より北へ徒歩8分の地にある、黄檗宗の寺院。山号は永寿山。
江戸初期の万冶元年(1658年)、黄檗宗宗祖・隠元により江戸深川に創建され、現在地へは明治43年に移転。1658年は黄檗宗の本山である京都・萬福寺が創建される3年前であり、海福寺は宗祖隠元が日本で初めて開いた黄檗宗寺院である。
本堂は日比谷の中山忠能侯爵邸から移築したもの。
山門(江戸中期建立)は、明治元年に廃寺となった新宿区上落合の泰雲寺から、明治後期に移築。目黒区指定有形文化財。
本堂は日比谷の中山大納言(中山忠能侯爵)邸から明治42年に移築したもので、後の大正天皇を幼少期に養育した建物と伝える。国登録有形文化財。
本尊は釈迦如来像。