池上梅園
池上梅園は、東京都大田区の、東急池上線の池上駅から徒歩15分の地にある、大田区立の日本庭園。
高低差を活かした庭園には梅やツツジが植栽されている。現在の敷地の北半分は、戦前は日本画家の伊東深水の自宅兼アトリエであった(建物は現存せず)。戦後、築地の料亭経営者であった小倉氏が南半分を拡張し別邸して現在の敷地となり、後に大田区に寄贈され池上梅園として整備された。
梅
この庭園には梅が370株植えられており、梅花は2~3月がシーズンとなる。なお、この時期は休園日はない。
ツツジ
池上梅園にはツツジも800株植えられている。シーズンは4月中~下旬頃である。
茶室など
茶室聴雨庵は、港区にあった政治家藤山愛一郎の邸宅の茶室(戦前築)を移築したもの。
茶室清月庵は大正期築。池上で料理屋等を経営していた川尻家の邸宅の離れであった。