山王草堂記念館
山王草堂記念館は、東京都大田区の、JR京浜東北線の大森駅より北西へ徒歩13分、または都営浅草線の馬込駅より南東へ徒歩13分の地に位置する区立記念館。尾﨑士郎記念館からは徒歩1分。
ジャーナリスト・徳富蘇峰(1863-1957年)が大正13年に建て、昭和18年まで居住した邸宅の跡を整備したもの。
旧邸の庭園が残るほか、記念館の入口には主屋の玄関部分が、館内には蘇峰の書斎があった主屋の2階部分が保存されている。
記念館の入口には旧徳富蘇峰邸の主屋の玄関が保存されている。
館内には、蘇峰の書斎があった主屋の二階が保存されている。
庭園内には、平安末~鎌倉期の祭祀用だった推定される古塚や、主に次男の萬熊が収集した五輪塔や道標などの石造物などもある。
紅葉
馬込文士村
JR大森駅西側の大田区山王・馬込・中央一帯は、関東大震災後の大正末期から昭和初期にかけて、多くの文士・芸術家が移住し、「馬込文士村」と呼ばれた。
現在、一帯には龍子記念館及び龍子公園(日本画家・川端龍子の旧宅等)、熊谷恒子記念館(書家・熊谷恒子の旧宅)、山王草堂記念館(ジャーナリスト・徳富蘇峰の旧邸跡)、尾﨑士郎記念館(小説家・尾﨑士郎の旧宅)が保存公開されている。
また、4月の桜の開花時期には馬込文士村大桜まつりが開かれる。