照栄院
照栄院は、東京都大田区の、日蓮宗大本山池上本門寺の子院。東急池上線の池上駅より北へ徒歩7分。
文保2年(1318年)草創の草庵を起源とする寺で、本行寺、理境院と共に池上三院家の1つ。
江戸時代に南谷檀林(日蓮宗の教育機関)が置かれた地で、書院及び妙見坂の上にある妙見堂はその遺構で、江戸期のもの。山門と本堂は昭和初期の建造。
なお、当寺を含めた池上本門寺周辺の子院については池上本門寺周辺の子院を参照。
山門は昭和13年建造。
境内は良く整えられている。
本堂は昭和14年築。
書院は南谷檀林の旧板頭寮(校務担当者の居室)で1836年築。大田区指定有形文化財。
南谷檀林は日蓮宗の教育機関だったが明治維新で廃止された。
妙見坂の上にある妙見堂は1866年築。
久遠林は永代供養廟。かなり大規模で立派。