世田谷八幡宮
世田谷八幡宮は、世田谷区の、東急世田谷線の宮の坂駅より西へ徒歩1分の地に位置する鎮守社。
平安時代の寛治5年(1091年)、源義家が宇佐八幡宮を勧請し創建と伝えるが、実際には室町時代の天文15年(1546年)に創建されたとも言う。明治時代には宇佐神社と改称されたが、第二次大戦後は世田谷八幡宮と復称。
常設の相撲場や厳島神社の池などを備える整った神社。
社殿は昭和39年に建造された鉄筋コンクリート建築で、拝殿・幣殿・本殿を連結した権現造。本殿内には1825年築の旧本殿が納められているが非公開。
神楽殿は明治26年築。
境内には土俵と桟敷席が常設されている。渋谷氷川神社・大井鹿嶋神社の相撲とともに江戸三相撲の一つと称された。
近隣の小社8社を大正元年に遷座合祀した境内社。
世田谷招魂社は氏子域の戦死者らを祀る。社殿は区内にあった玉木邸(乃木希典の甥の家)内に大正3年に建立された乃木神社の社殿を昭和31年に移築。
近くには豪徳寺がある。