隅田公園 日本庭園
隅田公園は、隅田川を挟んで西岸(台東区)と東岸(墨田区)に別れており、東岸側(墨田区側)は東武線とうきょうスカイツリー駅より北西へ徒歩6分の距離にある。
隅田公園の東岸側は、江戸時代は水戸藩主徳川家下屋敷で、明治より大正12年の関東大震災まではその旧藩主家・徳川侯爵家(昭和4年に公爵)の本邸となっていたが、関東大震災後に公有化され、震災復興公園の一つとして公園整備され昭和6年に開園した。
園内の日本庭園は、徳川邸跡の庭園を昭和54年に整備公開したもの。
現在は両岸とも面影はあまり残っていないが、昭和6年開園当時は和洋折衷の庭園風の公園であった。模型は横網町公園の復興記念館内に展示されているもの。
牛嶋神社
公園の一角を切り取るように、牛嶋神社が鎮座する。かつてはより北方に鎮座していたが、関東大震災後の公園整備に際して現在地に遷座。
牛嶋神社
東京都墨田区向島1-4-5 地図
水戸藩主徳川家下屋敷にあった鳥居
埼玉県草加市に鎮座する毛長神社には、江戸時代に水戸藩主徳川家下屋敷(現在の墨田区側の隅田公園)から運びだされた鳥居が現存する。
毛長神社
埼玉県草加市新里町342 地図