最福寺
最福寺は、千葉県東金市の、JR総武本線の東金駅より東へ徒歩9分の地に位置する、日蓮宗系の単立寺院。
山号は安国山。
大同2年(807年)、伝教大師最澄が天台宗の寺院として、山王権現(現在は市内大豆谷の日吉神社)とともに創建。文明11年(1479年)、日蓮宗(の日什門流、現・顕本法華宗)に改宗。天正年間(1573-92年)に西福寺、昭和20年に最福寺と改称。昭和29年、独立して単立寺院となった。
風光明媚な八鶴湖に面した寺で、本堂は浅草寺本堂の古材で建立したものと伝える。
山門は1800年建立。
本堂は、江戸浅草寺本堂の古材を用いて1709年改築。
本尊は一塔両尊四士。
明治維新時の神仏分離まで、当寺は日吉神社の別当寺であった。
八鶴湖に面しては、他に本漸寺や旧八鶴館などがある。