岩之上堂
岩之上堂(いわのうえどう)は、埼玉県秩父市の、秩父鉄道の大野原駅より西へ徒歩23分の地に位置する、臨済宗南禅寺派の寺院。秩父34ヶ所観音霊場第20番札所。山号は法王山。
境内は秩父市指定史跡。
白河院の命で創建され、応仁年間に衰退し、天文永禄の乱で焼失し、天正年間に再興された。かつては近くに願上寺なる寺があったが廃寺となったため、内田家の管理となり、札所で唯一の個人所有の仏堂となっている。
観音堂は江戸中期の1703年建立。
前の札所(第19番札所)は龍石寺。
次の札所(第21番札所)は観音寺。
近くには他に旧秩父橋もある。