安養寺
安養寺は、東京都江戸川区の平井地区にある真言宗豊山派の寺院。江戸時代初期に創建。
寺院には珍しく、境内に富士塚がある。
池の島にある弁天堂は、明治17-18年頃の建造。
山門は、江戸時代の1778年建造。山門より先の境内は幼稚園となっており、訪れたのは休日だったが、山門内に進むことはできなかった。
富士塚は明治17年頃の築造で、江戸川区登録有形民俗文化財。寺院にある富士塚は珍しく、おそらく東京では他には護国寺に現存するのみである。ただし、富士塚そのものではないが、富士塚風の墓が海蔵寺に、塚の上にある浅間神社の祠が江東区の真蔵院にある。
安養寺は明治の神仏分離令まで、近くにある平井天祖香取神社の別当寺であった。