江古田浅間神社
江古田浅間(えこだせんげん)神社は、東京都練馬区の、西武池袋線の江古田駅の北口駅前に位置する鎮守社。
承平元年(931年)創建。
境内の富士塚(江古田富士)は1839年の築造で、国指定重要有形民俗文化財。
拝殿・幣殿は昭和27年建立。この背後に富士塚があり、その頂上に本殿の石祠がある。
神楽殿は昭和29年建立。
当社の宮神輿は昭和初期の製作。
富士塚
富士塚(江古田富士)は1839年の、一説には文化年間(1804-17年)の築造。高さ8m、直径30mの大規模な富士塚で、国指定重要有形民俗文化財かつ練馬区登録有形民俗文化財。
常日頃は近づけないが、正月三が日や7月1日の山開き、9月の例大祭の際に登拝できる。
このほか、天狗の石像などもある。
本殿は、頂上にある1839年建立の石祠。
富士塚の麓には小さな不動尊の滝もある。
国指定重要有形民俗文化財の富士塚は、当社を含め、全国で5基のみである(他は豊島区高松富士、台東区下谷坂本富士、埼玉県川口市の木曽呂富士、埼玉県志木市田子山富士)。
年中行事
初詣
正月三が日は富士塚に登拝可。
山開き
7月1日の山開きでも、富士塚に登拝可。
例大祭
9月の第2土日曜日に開催される例大祭では、富士塚が登拝可能なほか、隔年で宮神輿が渡御する。
当行事に関する詳細は「江古田浅間神社 例大祭」の記事を参照。
明治維新時の神仏分離まで、能満寺(練馬区旭丘2-15-5)が当社の別当寺であった。