鮫洲八幡神社
鮫洲八幡神社は、東京都品川区の、京急本線の鮫洲駅より東へ徒歩1分の地に鎮座する神社。
当地の旧称は御林町という東海道沿いの漁師町で、その総鎮守である鮫洲八幡神社の旧称も御林八幡宮であった。創建年代は不詳だが、御林町草創の寛文年間(1661-1672年)以前と推測されている。
社殿は昭和47年建立でRC造。本殿・幣殿・拝殿を連結した権現造で、うち本殿は八幡造。
出世稲荷神社の社殿(覆屋?)は石蔵造。
漁呉玉(なごたま)神社は通称・水神社。
例大祭
例大祭は8月中旬。宮神輿(惣町神輿のことも)は毎年渡御する。宮出しは土曜日の朝3時より御旅所まで渡御したのち、日曜日15時には御旅所から宮入が行われる。この行事に関する詳細は「鮫洲八幡神社 例大祭」の記事を参照。
宮神輿(八幡神社大神輿)は昭和42年製作。8月の例大祭では通常、この神輿が渡御する。
惣町大神輿は1813年製作。台輪幅は4尺3寸5分の大型の神輿で、かつては海中渡御にも使われていた。現在は普通の年には使用されないが、慶事のある年には宮神輿の代わりにこちらが渡御することがある。
明治の神仏分離までは、来迎院と来福寺が隔年で管理した。