赤塚氷川神社
赤塚氷川神社は、東京都板橋区の赤塚地区の、都営三田線の西高島平駅より徒歩15分の地に鎮座する、上赤塚の鎮守。室町時代の長禄元年(1457年)にさいたま市の大宮氷川神社を勧請して創建。
長い参道の奥にある境内には、富士塚と木曽御嶽塚の両方がある。
長い参道沿いに残る並木は、板橋区の天然記念物に登録されている。
社殿は戦後に鉄筋コンクリートで建て替えられたもの。幕末の1857年に建立された旧本殿は本殿内に収められ内神殿となった。瑞垣で近寄ることができないため内本殿は良く見えないが、ガラス越しに壁面に彫刻が施されているのは分かる。
富士塚は江戸末期以降に築造されたもので、板橋区の史跡に登録されている。
木曽御嶽塚もまた江戸末期以降に築造されたもので、同様に板橋区の史跡に登録されている。
赤塚氷川神社の宮神輿の製作年は不明。9月中旬の例大祭では隔年に渡御する。上の写真は板橋農業まつりで渡御する宮神輿。
田遊び
毎年2月10日には、当社において田遊びが行われる。これは、篝火の周りを氏子や神職らが三周するものである。この行事に関する詳細は「赤塚氷川神社 田遊び」の記事を参照。
なお、板橋区の赤塚地区一帯には半日ほどで見て回ることができる範囲には他に、板橋区立郷土資料館、東京大仏(浄蓮寺)& 赤塚植物園、松月院、赤塚諏訪神社、水車公園 日本庭園などがある。