講安寺
講安寺は東京都文京区の、東京メトロ千代田線の湯島駅より北西へ徒歩5分の地にある、浄土宗の寺院。山号は専修山。
江戸初期の慶長11年(1606年)、湯島天神下に法界寺として創建。元和2年(1616年)、現在地へと移転。正保2年(1645年)、講安寺と改称。
江戸時代に普請された本堂と庫裏は文京区の文化財で、そのうち本堂は耐火建築である土蔵造。
山門は戦後の昭和27年建立。
本堂は文京区指定有形文化財。本堂は土蔵造で、寺伝では1708年の建立(実際は1789年頃か)。本尊は阿弥陀如来。
庫裏も文京区指定有形文化財で、江戸末期の1861年頃の建立。
本堂には龍の鏝絵(漆喰彫刻)が施されている。