高円寺氷川神社
高円寺氷川神社は、東京都杉並区の、JR中央線の高円寺駅より南東へ徒歩2分の地に位置する鎮守社。
文治5年(1189年)創建とも、天文年間(1532-55年)創建とも伝える。
社殿は昭和46年に総鋼鉄製で建立。
社殿は昭和46年建立。総鋼鉄製の神明造。
全国でも唯一だと称している境内末社の気象神社は、高円寺北にあった陸軍気象部に昭和19年に創建され、同23年に当社に遷座。
社殿は平成15年再建。
ガラス張りの神輿庫に町神輿が約10基並んでいるのを拝観できる。
高円寺氷川神社には町神輿はあっても宮神輿はなかったが、令和元年、高円寺北一丁目会の町神輿(昭和初期製作)が宮神輿として奉納された。
例大祭と高円寺阿波おどり
当社の例大祭は8月下旬。
高円寺の町では同時に、町をあげて「東京高円寺阿波おどり」が開催されるが、これはもともとは当社への奉納踊りとして昭和32年に始まったもの。この行事に関する詳細は、「高円寺氷川神社 例大祭」の記事及び東京高円寺阿波おどりの記事を参照。
明治維新時の神仏分離まで、近くの曹洞宗高円寺が別当寺であった。
JR高円寺駅から東京メトロ丸ノ内線新高円寺駅にかけては他に高円寺、長仙寺、長善寺、鳳林寺、西照寺、宗泰院、高円寺天祖神社などがある。