海徳寺
海徳寺は、東京都品川区の、京急本線の新馬場駅より南東へ徒歩6分の地にある、日蓮宗の寺院。正式には自覚山松陽院海徳寺。
旧東海道品川宿にある。
室町時代の大永2年(1522年)開創。
江戸時代の本堂や大正時代の庫裏などが残る。
表参道沿いにはRC造?のミニ蔵が立つ。
本堂は江戸中期の1751年建立。
庫裏は大正15年建立。
わずかながらレンガの壁もある。
明治39年に軍鑑千歳へ渡る伝馬船が転覆し、千歳乗組員ら83名が死亡。遺体は海徳寺に安置され供養された。この碑は大正8年建立で、その傍らには大砲の砲身が置かれている。
北参道の冠木門は、大正14年築の表門を移築したもの。
旧東海道品川宿には他に、善福寺、法禅寺、寄木神社、品川神社、東海寺、清光院、荏原神社、願行寺、本光寺、常行寺、長徳寺、天妙国寺、品川寺、海雲寺などがある。