常行寺
常行寺(じょうぎょうじ)は、東京都品川区の、京急本線の新馬場駅より南へ徒歩8分の地に位置する天台宗の寺院。正式には熊野山父母報恩院常行三昧寺。
旧東海道品川宿にある。
嘉祥元年(848年)、慈覚大師円仁により東大井に創建。後に衰微したが、大永7年(1527年)再興し、承応2年(1653年)に現在地に移転。
境内は整っており、本堂は江戸時代のもの。煉瓦造の地蔵堂もある。
目黒不動尊の本尊は元は常行寺の護摩堂の本尊だったとも伝える。
本堂は江戸中期の享保年間(1716-1735年)建立。
本尊は阿弥陀如来。
地蔵堂は煉瓦造。
なお、23区内にあるレンガ造りの小祠小堂については、「足立区にあるレンガの小祠」の記事にまとめてある。
旧東海道品川宿には他に、善福寺、法禅寺、寄木神社、品川神社、東海寺、清光院、荏原神社、海徳寺、願行寺、本光寺、長徳寺、天妙国寺、品川寺、海雲寺などがある。