清光院
清光院は、東京都品川区の、京急本線の新馬場駅より南西へ徒歩6分の地に位置する、臨済宗大徳寺派の寺院。旧東海道品川宿にある。
江戸初期の慶安3年(1650年)創建。明治維新で東海寺が廃寺となるまではその子院であった(清光院の近くにある現在の東海寺は、東海寺の別の子院がその寺号を継承したもの)。
中津藩主奥平家と高槻藩主永井家の立派な墓所がある。
山門は太い木材を使った冠木門。
本堂は第二次世界大戦で焼失し、戦後に再建されたもの。
唐門はかなり新しい。
摂津高槻藩藩主永井家の墓所には49基の墓碑が立つ。
豊前中津藩藩主奥平家の墓所には88基の墓碑が立つ(品川区指定史跡)。
旧東海道品川宿には他に、善福寺、法禅寺、寄木神社、品川神社、東海寺、荏原神社、海徳寺、願行寺、本光寺、常行寺、長徳寺、天妙国寺、品川寺、海雲寺などがある。