本光寺
本光寺は、東京都品川区の、京急本線の新馬場駅より南西へ徒歩2分の地に位置する、顕本法華宗系単立の寺院。山号は経王山。
旧東海道品川宿にある。
創建年代は不詳だが、当初は真言宗だった。室町時代の永徳2年(1382年)、顕本法華宗開祖日什が法華宗に改めて本光寺と称し、什門流派の江戸触頭三ヶ寺の一つとなった。
昭和16年に宗教団体法で日蓮宗・法華宗諸派が4宗派に集約された際、顕本法華宗は日蓮宗(日蓮宗一致派)及び本門宗(日蓮宗興門派)と合同して「日蓮宗」となり、天妙国寺はその別格山の1つとなったが、戦後の昭和23年に日蓮宗を離脱し単立寺院となった。
境内には木造の多宝塔と三重塔がある。
RC造の本堂は昭和43年建立。
木造の多宝塔は昭和60年建立。
木造の三重塔は昭和60年建立。
旧東海道品川宿には他に、善福寺、法禅寺、寄木神社、品川神社、東海寺、清光院、荏原神社、海徳寺、願行寺、常行寺、長徳寺、天妙国寺、品川寺、海雲寺などがある。